【連載】1日1分で未来が変わる! アタマをいい方向に切り替える10の思考習慣 Vol.1

【連載】1日1分で未来が変わる! アタマをいい方向に切り替える10の思考習慣 Vol.1

ネガティブに物事をとらえる傾向が強いといわれる日本人。そんな中でも、逆境にもポジティブに対応でき、いい人生を送ることができる人はたくさんいます。そうした人たちは、概して「自己肯定感」が強いのだそう。

教えてくれる人

  • 中島輝(なかしま・てる)さん
    心理カウンセラー/メンタルコーチ/トリエ代表/肯定心理学協会代表。心理学、脳科学、NLPなどの手法を用い、独自のコーチングメソッドを開発。
    150,000名を超えるクライアントのメンターとして、問題解決率95%、6か月800人以上が予約待ちする人気を誇る。「自己肯定感の重要性をすべての人に伝え、自立した生き方を推奨する」をミッションに各種講座を開催。インスタグラムフォロワー11万人。著書『自己肯定感の教科書』『自己肯定感ノート』は合計10万部のベストセラーに。

時には落ち込んだりへこんだりしても、前向きに自分の人生をつかんでいく人の思考から学べることはたくさんあります。そうした人たちの考え方を認知行動学的アプローチでまとめ、Jリーガーや経営トップのメンターとして多くの支持を集めている中島輝さんに、1日1分の思考習慣で自己肯定感を高める方法を教わります。

Lesson 1 自己肯定感を高める3つの「鋼のマインドセット」

高い「自己肯定感」は成功へのハシゴ

高い「自己肯定感」は成功へのハシゴ

世の中は不思議なもので、同じような環境にいるのに、仕事も人間関係も「何でもうまくいく人」と「イマイチうまくいかない人」がいます。それはなぜでしょうか。


人間は、「感情」「物事の捉え方」「行動」の3つのトライアングルを回して人生を前進させています。うまくいかない人は、ネガティブな感情を持ち→物事をマイナスに捉え→行動にブレーキをかけてしまいます。逆に、うまくいく人は、ポジティブな感情を使って→物事をプラスに捉え→行動のアクセルを踏んでいます。この前向きなトライアングルを回す原動力になっているのが「自己肯定感」です。


例えば、うまく行く人は、仕事でトラブル対応を任されて「何で自分がやらなきゃいけないの?」とネガティブな感情を持ったとしても、「これを乗り越えたらいい経験になるかも」と物事をプラスに捉え、行動を起こすことができます。ポイントになっているのは、目の前の出来事にどのような意味付けをするか。プラスの意味付けができる人の根底には、高い自己肯定感があり、それが成功へのハシゴになるのです。

たった1分の思考の切り替えで自分を変えていく

たった1分の思考の切り替えで自分を変えていく

多くの人が誤解をしているのですが、自己肯定感とは「強みがあるから高い」「欠点があるから低い」というものではありません。自己肯定感は、「自分の強みも弱点も全部まとめて価値がある」という感覚のこと。失敗しても弱点があっても、あなたをしっかり支えてくれる強固な足場になるものです。そして、毎日たった1分あれば、この感覚を高めていくことが可能です。この連載では、不本意な出来事があっても1分でメンタルを切り替える方法や、1分でできる習慣で物事をプラスに捉えられるようになる方法など、1分でできる10のテクニックを紹介していきます。1日1分の簡単な方法で、自己肯定感をグイッと上げていきましょう。

【最初に覚えてほしい3つの言葉】

さて、自己肯定感を高めていくために、最初にみなさんに知っておいていただきたい3つの「鋼のマインドセット(思考回路)」があります。

  1. メンタルが強い人は、感情を放し飼いにしない
  2. メンタルが強い人は、「多面思考ができる」
  3. メンタルが強い人の行動は、「全部実験」

この3つは、みなさんの心を守り、一生の武器になる考え方です。これから紹介する3つの言葉で、まずは「鋼のマインドセット(思考回路)」」を自分のものにしてください。

1日1分① 「ま、いっか!」と言ってみる

1日1分① 「ま、いっか!」と言ってみる

うまくいっている人は、単にポジティブなのではなく、感情を上手にコントロールする術を知っています。逆に、物事をうまく進められない人ほど、些細なことで感情がポジティブとネガティブの間を行ったり来たりしてしまうもの。ネガティブに傾いた感情をコントロールして、元のフラットな状態に戻すには、自分をラクにする言葉を使ってみるのが効果的です。

例えば、小さなトラブルが起きたら、「ま、いっか」と言ってみましょう。誰かと意見がぶつかった時には「それもいいね!」、不安を感じたら「何とかなるよ!」。そんな風に鷹揚になってみた方が、肩の力が抜けて、物事が良い方向に転がることも多いもの。自分の感情を「放し飼い」にしないことが大切です。

1日1分② 「自分だけが特別な訳じゃない」と言ってみる

人はトラブルに遭うと、自分が置かれた立場は特別だと感じてしまいます。その偏った思い込みを生むのが「認知バイアス」という脳の特性です。

認知バイアスにはさまざまなものがあります。みんなが評価しているものが良く見える「バンドワゴン思考」、自分がコントロールできないことも100%自分のせいにしてしまう「コントロール幻想」、松竹梅があったらとりあえず無難な竹を選ぶ「極端の回避性」など、そのどれもが脳の働きにおける「あるある現象」といえるもの。自分ばかりが損をしていると感じても「自分だけが特別な訳じゃない。認知バイアスが働いてそう感じるだけだ」と視点を変えてみましょう。多面思考で物事に向き合うと、感情や行動をコントロールしやすくなります。

1日1分③ 「全部実験」と言ってみる

1日1分③ 「全部実験」と言ってみる

学生時代、試験前の教室で誰かがしていた「全然勉強してないんだよねー」というアピール。あの言葉の裏には、失敗した時に周囲からの評価を下げないようにするための「セルフ・ハンデキャッピング」という意識の働きがあります。失敗を恐れて行動にブレーキをかけてしまう気持ちはよく分かりますが、行動を起こす前に失敗の予防線を張ると、自分で自分をだますことになり、うまくいく確率を下げてしまうもの。「全部実験」とお試し気分でやってみればいいのです。成功したら儲けものですし、大抵の場合、失敗しても大事件は起こりません。それに、実験ですから失敗してもノーダメージ。「たいしたことは起こらないんだな」と分かれば、迷いや恐れといったネガティブな感情も減らすことができます。


編集 株式会社エアリーライム 談 中島輝 ライター 丸山こずえ

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