ちょっとしたインテリアの工夫で集中力は高められる! 在宅ワークが捗る部屋づくり

ちょっとしたインテリアの工夫で集中力は高められる! 在宅ワークが捗る部屋づくり

コロナ禍で普及した在宅ワーク。「自分のペースで仕事ができるので案外捗る」という声がある一方で、「生活スペースである自宅での仕事になかなか集中できない」という声も聞こえてきます。そこで見直したいのがインテリアです。今回は、在宅ワークの集中力を高めるための部屋づくりのコツについて、インテリアコーディネーターのMAKOさんに伺いました。

集中力を高める部屋づくりには「引き算」が有効

――部屋のインテリアというのは、どのように人の気分に影響を及ぼすのでしょうか。

インテリアは、「感情」と「作業効率」二つの面で人の気分に影響してきます。たとえば家具のレイアウト・壁紙やファブリックの色・観葉植物の有無は感情面を、家具や小物、雑貨の統一感は、作業効率を左右します。仕事に必要なものを見極めて適切にレイアウトすることができれば、集中力が高まり、作業効率はグンとアップするでしょう。

MAKOさん

――確かに、仕事に必要ないものが目に入ってしまう雑多な環境では、なかなか集中力が上がらないですよね。

そうですね。必要に迫られればどんな場所でも作業はできるかもしれませんが、集中力を高めて仕事の効率を上げたいのであれば、やはり余計なものや色彩をできるだけ視界からなくすことが重要です。つまり、引き算がポイントになってきますね。ただ、必ずしも物を捨てる必要はなく、不要なものは棚にしまう、ファイルケースは背板を正面に向けて陳列するといった簡単なことでも、十分部屋をスッキリさせることができます。

――ほんのひと工夫すれば、集中力を高める環境はつくれるのですね。その他に、なにかコツはありますか?

ゾーン分けも大切ですね。特に、リラックススペースも兼ねた環境で仕事をする場合、目的ごとに家具をゾーニングすると集中しやすいですよ。例えば、仕事エリアには、リラックスチェアやベッドなど、くつろぐための家具は持ち込まない、視界に入れないといった具合です。

――すぐにくつろげる環境では、どうしても集中力が途切れてしまいますよね。ここからは、初心者にも取り入れやすい集中力を高めるインテリアコーディネートのコツを、さらに具体的に伺っていきましょう。

デスクのレイアウトは、採光を意識して

デスクのレイアウトは、採光を意識して

仕事をする上で一番重要なのがデスクの位置です。窓が正面にあると景色が気になって集中しづらいので、できるだけ避けましょう。また、すぐ目の前に壁があると圧迫感を覚えることがあるため、壁とデスクはできるだけ離して配置するといいでしょう。

壁側にデスクを設置する際に意識したいのが、「補助光をプラスする」という点です。自然光と部屋の主照明だけでは、作業に必要な明かりが確保されないので、デスクライトなどを用いて明かりをプラスしましょう。その際、デスクライトの設置位置は利き手の逆サイド。右利きの人は左側、左利きの人は右側から光が当たるように配置すると、手元が暗くならず作業に集中できます。

もう一度見直したいデスクの性能

もう一度見直したいデスクの性能

在宅ワークに対応するために、急遽デスクを購入された人もいるでしょう。しかし、じっくり検討せずに買った家具には落とし穴も。特に多いのが、「実際に仕事をしてみたら小さすぎた」「手頃なものを買ったら、作りがチープでガタついた」といった声です。在宅でのワークスタイルが今後増えていく可能性を考えると、集中して仕事ができるデスクを選び直すのもひとつの手段だと思います。

奥行きのあるタイプのデスクは、デスク上に縦型のファイルなど並べたまま作業ができるという点でよさがあります。部屋のスペースの関係で大きなデスクを置くことができない場合は、デスクワゴンに余計なものを収納し、デスク上のスペースを広く保つのもひとつの手段。ワゴンは仕事をしないときにはデスク下にしまっておけるので、部屋もスッキリ見せられますよ。

目に入りやすいファブリックには青色を取り入れよう

目に入りやすいファブリックには青色を取り入れよう

ご存じの方もいるかと思いますが、一般的に集中力を高めるのに有効なのは寒色、特に青系がいいと言われています。とはいえ、部屋にあるものすべてを青色に統一してしまうと寒々しい雰囲気になってしまうので注意。ポイント的に使うことをオススメします。

ただし、クッションなどの小物類では面積が小さすぎて効果がないため、カーテンやラグなど、ある程度大きな面積で取り入れると、心理面に変化をもたらしてくれます。無地にこだわる必要はなく、ファブリックであればストライプなどのシンプルな柄物にすると採り入れやすいかもしれませんね。

照明は「昼光色」を選ぶと集中力がアップする

照明は「昼光色」を選ぶと集中力がアップする

光の色には「電球色」「昼白色」「昼光色」の3種類がありますが、中でも集中作業に適しているのは青っぽい光の昼光色です。オレンジ系の電球色には癒し効果があり、眠気を感じやすくなるので避けてください。

ただし、リラックススペースでもあるリビングやダイニングで仕事をする場合は、青い光とオレンジの光を切り替えられる、調光式の照明器具を取り入れるといいでしょう。最近ではデザイン性が高いものが増えているので、いろいろ探してみてくださいね。

リビングやダイニングの一角を区切って仕事スペースにしている場合は、どうしても薄暗くなってしまうので、昼光色の手元灯で補うことをオススメします。その際は、影にならないように、利き手とは逆の位置に置くようにしてください。

ほんの少しの工夫で、仕事に集中できる部屋はつくれる

インテリアをガラリと変えるのは難しくても、仕事に必要ないものを視界に入れないよう工夫したり、ファブリックや照明の色を変えたりするだけで、自宅でも集中力を保ちながら仕事に取り組めることがわかりました。デスクなどのアイテムは、妥協せず長く使えるものをしっかり見極めて選ぶことも、仕事の生産性を上げるためのポイントのひとつになりそうです。ぜひ参考にしてみてくださいね。

MAKOさんプロフィール

  • 株式会社Laugh style代表取締役、インテリアコーディネーター。モデルハウスやサロン、オフィス、ホテル、個人宅のインテリアコーディネート・スタイリングをベースに、近年では法人企業とコラボレーションして商品や店舗のプロデュースを行う。人気情報番組やラジオ、雑誌、WEB等、数多くのメディアに出演。セミナーや執筆活動も行う。


取材・執筆:ふくだりょうこ 編集:波多野友子/ノオト

FEEDBACK 評価 / コメントする

PICK UP KEYWORD 注目キーワード

Magサイトで注目されているキーワードをご紹介します。

CATEGORY カテゴリ

  • CONDITION

    脳のコンディションをサポートする
    情報を掲載。

    一覧へ
  • FOOD

    健康的な食習慣に関する
    情報を掲載。

    一覧へ
  • FITNESS

    健康のための体づくりに関する
    情報を掲載。

    一覧へ
  • LIFE

    自分や身近な人の
    脳の健康ケアについて掲載。

    一覧へ
  • BRAIN PERFORMANCE

    脳のパフォーマンスを有効活用する
    情報を掲載。

    一覧へ
  • COLUMN

    脳の健康に関する特集を掲載。

    一覧へ

Easiit Mag利用規約

はじめに

エーザイ株式会社(以下、「当社」といいます)がEasiit IDを登録した会員(以下、「会員」といいます)向けに運営する、認知症を含むヘルスケア(運動、食事、睡眠など)等に関するコンテンツを提供するサービスEasiit Mag(以下、「当サービス」といいます)のご利用に当たっては、以下の注意事項を熟読いただき、この利用規約(以下、「当規約」といいます)に同意された場合にのみご利用ください。同意いただけない場合には、誠に申し訳ございませんがご利用をお控え下さい。なお、当サービスをご利用いただいた場合には、下記内容に同意いただいたものとさせていただきます。また、当規約については、当社の判断により変更する場合があります。当規約の変更後に会員が当サービスを利用した場合、当該会員は変更後の規約の内容に同意したものとします。

サービス内容

当サービスは、認知症を含むヘルスケア(運動、食事、睡眠など)等に関するニュース、レシピなどのコンテンツが読める会員向けサービスです。 Easiit IDを利用して、当サービスにログインすることにより、利用者は記事にコメント投稿、評価を行うことができます。

禁止行為

会員は本サービスを利用するにあたり、以下の各号に規定する行為・投稿をしてはならないものとします。

  • 犯罪行為に結びつく、もしくは助長する内容
  • 法令に反する内容
  • 営利宣伝目的を含む内容
  • 特定の政治的または宗教的主張を含む内容
  • 根拠なく当社または第三者の評判を毀損しまたは信用不安を引き起こすおそれのある内容
  • 当社または第三者の著作権、名誉、プライバシーその他の権利を侵害しまたはそのおそれのある内容
  • 差別的表現を含む内容
  • 低俗、有害、下品その他他人に嫌悪感を与える内容
  • 有害なプログラム、スクリプト等を書き込む行為
  • その他当社が不適切と判断する行為

マイル付与

当社は、Easiit Mile利用規約に従い、当社が定める方法により、本サービスの利用に応じてお客さまにマイルを付与することができるものとします。
当社は、会員に事前に通知することなく、マイル付与条件を新設、変更、終了することができるものとします。

以上

同意する